つまみ細工の桜 3月のワークショップ
東京の桜の開花は21日ごろだそうですね。
一足先に、満開の桜を生徒さんに作ってもらいました。
今回、花びらの色は4色用意し、それぞれ選んでもらいました。
その中に【桜鼠】という、少しくすんだ落ち着いた桜色がありました。
みなさんに気に入ってもらえたようで、アクセントに何枚か使われたようです。
品のある色合いですから、全体か引き締まりますね。
【四十八茶 百鼠】
と言われるように、江戸時代にやたらと茶色や鼠色を作ったんですね。
度々出された奢侈禁止令によって、派手な色は御法度。
それでもお洒落をしたいので、おかまいなしの茶と鼠色をどんどん作っちゃったんです
ね。
平和で豊かだったからこそできたんでしょうね。
実際は100以上あったそうですよ。
こんな話をしながらのお教室でした。
0コメント